スペインの大切な仲間たち!
バルセロナに移動した翌日は日曜日。医院は休診ということで、BORG(バルセロナ・オッセオインテグレーション・リサーチ・グループ)のメンバーが集ってくれて、4人で昼食会を開いてくれました。もちろん、Xavier の声がけです。12時にホテルで待ち合わせ、その後Xavier と2人で約2時間歩いてバルセロナ市内を散策。お互いの夢や悩みなどを打ち明け、とても有意義なものでした。
やがてバルセロナの海岸沿いにあるホテルのレストランに到着、他のメンバーと合流しランチへ。代表的なスペイン料理、特にカタルーニャ地方のものを選んでくれ、とても楽しい時間でした。このメンバーだと楽しい食事の中でもついつい研究に関する話題になってしまいます。お互いの研究について、これから行う共同研究について、約3時間の長いランチタイムもあっというまに終了!現在、彼らの来日についても検討中で、その時は京都観光を計画しています。
スペイン人と日本人、お互いの母国語ではないですが、英語でコミュニケーション出来ることは素晴らしく、人生について、歯科医療について、家族について、たくさんの話ができました。
バルセロナにて、、、
午前の講演が終了し、BORGグループとの研究会議も終了。午後からはラザーラ先生と私の新しい基礎研究について話し合い、なんと!私の講演のスライドをもう一度1枚1枚チェックしてコメントをしてあげると言ってくださいました。さらに、何枚かのスライドは自分も使いたいので欲しいと!さらに、もちろん君からの提供であることはクレジットで入れるからと。この喜びは表現できません!
午後3時にお迎え(今回は全て送迎付き)の車が来て、マドリード空港へ!いよいよバルセロナに移動です。バルセロナまでは約1時間の空の旅、最近では高速鉄道も通っていて、約3時間とのこと。待ち時間を入れれば飛行機と変わりません。次回はチャレンジ!ホテルには午後8時半頃に到着、この日はふらりと辺りを散歩しておしまいでした。
泊まったホテルはXavier の推薦してくれたマジェステックホテル。バルセロナ一番のお洒落な通り、パセッチア・ダ・グラシア通りに面したホテルで、ほとんどの観光名所やショッピングが歩いて行けます。そして、私の泊まった部屋が2階中央の旗が立っている所。大通りが見渡せて最高の部屋でした。
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別名石切り場、カーサ・ミラはホテルから歩いて数分。初めてガウディの建造物を見て、彼の才能、感性にあらためて感心しました。何かおかしいでしょう?この感性!そしてこの感性が私を激しく揺さぶります。異端児!望むところ!つまらない1万人の中の一人より、異端児と呼ばれる一人になりたいと感じた私も変人なんでしょうかねぇ? 笑
内部構造も摩訶不思議!でもこれを見ていると心臓がドキドキするほど興奮するのは不思議な気分です。
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そして歩くこと10分、ついにこれが見えてきました!そう!サグダラ・ファミリア。壮大さと周囲に溶け込んでごく普通に存在するその姿の雄大さ、しばし立ち止まり眺めてしまいます。
この角度、その場に行った人にしか撮影できませんよね!
内部も凄い!壮大な造りに感動します。
イベリアンシンポジウム 番外編
初日はホテル到着が夜の9時30分。昨年は大雪で到着が深夜3時頃になったことと比べれば大違いでした。翌日は夕食に招待されたのですが、参加者は5名。シンポジウムのモデレーターでありEAOのファウンダーでもあるDr Jaime A. Gil、BIOMET 3i本社トップのマギー、グルンダー先生、ラザーラ先生に私。何というメンバー!英語が話せなければそれこそ話になりません(笑)多くの情報や意見を聞けて楽しい時間でした。ただし、残念ながら、「写真を撮りましょう!」なんてミーハーなこと言える勇気はなかったです。でも、業界のVIP、スーパースターとの食事会に参加している自分に対しては少し誉めてやろうと思いました。
ラザーラ先生は、お店の人がかまどで焼いていることに興味深々!
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2日目の夜はBIOMET 3iの国際部門担当のラース副社長、ヨーロッパ南部統括マネージャーのPau Garcia氏、Dr Xavier Vela-Nebot をはじめとしたBORGチームのメンバーとアットホームな食事会。私とDr Velaとは、カズト、シャビェーで呼び合う仲であり、こちらでは「ドクター〜」からファーストネームで呼び合える関係になれば本当に友達だよ!と言ってくれています。
その後、マドリードで一番のクラブをBIOMET 3i が貸し切っているのでそこへ行こう!となりました。その熱気たるや、凄い!これみんなBIOMET 3i の招待!本当に驚きです!
場内は満員!これ皆、歯科関係者!びっくりです!
ラザーラ先生とツーショット!2人ともかなりご機嫌状態ですが、単に勉強だけでなく、こんな時間を共有することからどんどんと距離が縮まり、いろんな話ができるようになります。ここは欧米の文化として学ぶべき重要なポイントです!
スペインの若手歯科医師達、みんな気さくで、今日は朝まで飲もうぜ!良い店に連れて行くよ!とのこと。残念ながら私は明日朝からの講演、泣く泣く深夜1時過ぎに彼らとお別れしました。