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Archive for 1 月, 2011

バルセロナにて、、、

1 月 28th, 2011
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午前の講演が終了し、BORGグループとの研究会議も終了。午後からはラザーラ先生と私の新しい基礎研究について話し合い、なんと!私の講演のスライドをもう一度1枚1枚チェックしてコメントをしてあげると言ってくださいました。さらに、何枚かのスライドは自分も使いたいので欲しいと!さらに、もちろん君からの提供であることはクレジットで入れるからと。この喜びは表現できません!

午後3時にお迎え(今回は全て送迎付き)の車が来て、マドリード空港へ!いよいよバルセロナに移動です。バルセロナまでは約1時間の空の旅、最近では高速鉄道も通っていて、約3時間とのこと。待ち時間を入れれば飛行機と変わりません。次回はチャレンジ!ホテルには午後8時半頃に到着、この日はふらりと辺りを散歩しておしまいでした。

dscn2982泊まったホテルはXavier の推薦してくれたマジェステックホテル。バルセロナ一番のお洒落な通り、パセッチア・ダ・グラシア通りに面したホテルで、ほとんどの観光名所やショッピングが歩いて行けます。そして、私の泊まった部屋が2階中央の旗が立っている所。大通りが見渡せて最高の部屋でした。

dscn3003別名石切り場、カーサ・ミラはホテルから歩いて数分。初めてガウディの建造物を見て、彼の才能、感性にあらためて感心しました。何かおかしいでしょう?この感性!そしてこの感性が私を激しく揺さぶります。異端児!望むところ!つまらない1万人の中の一人より、異端児と呼ばれる一人になりたいと感じた私も変人なんでしょうかねぇ? 笑

dscn2999内部構造も摩訶不思議!でもこれを見ていると心臓がドキドキするほど興奮するのは不思議な気分です。

dscn3013そして歩くこと10分、ついにこれが見えてきました!そう!サグダラ・ファミリア。壮大さと周囲に溶け込んでごく普通に存在するその姿の雄大さ、しばし立ち止まり眺めてしまいます。

dscn3133この角度、その場に行った人にしか撮影できませんよね!

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dscn3150内部も凄い!壮大な造りに感動します。

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Dr Xavier Vela-Nebot 登壇!

1 月 27th, 2011
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初日の午後からはいよいよXavier の登壇!昨年11月のハワイでのアメリカ歯周病学会でも彼の講演を聞きましたが、何しろかっこいい!そのうえ症例が凄い!まず、「明日の朝に日本から来ているDr Makigusa が前歯部インプラントについての科学的背景について、そして素晴らしい臨床結果につて講演するであろう」とコメントして、自分は連続する2本のインプラントについて話をすると言ってくれました。その臨床結果は場内がうなるほどの素晴らしいものですが、何しろBORGチームは基礎研究も行っています。臨床でゴリゴリ押してくるのではなく、科学的背景を追求するその姿勢が私との接点になっているのです。ですからすでに、いくつかの共同の基礎および臨床研究がスタートしています。実は、私たちは年令もほぼ同じで、あまり「はしゃぐ」のが得意でないという多くの共通点があります。

dscn2917彼のように、演台から離れ、会場に問いかけながらの講演スタイルは欧米ではスタンダードです!今回彼はスペイン語でしたが、もちろん、英語でも同様のことができます。

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イベリアンシンポジウム 番外編

1 月 27th, 2011
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初日はホテル到着が夜の9時30分。昨年は大雪で到着が深夜3時頃になったことと比べれば大違いでした。翌日は夕食に招待されたのですが、参加者は5名。シンポジウムのモデレーターでありEAOのファウンダーでもあるDr Jaime A. Gil、BIOMET 3i本社トップのマギー、グルンダー先生、ラザーラ先生に私。何というメンバー!英語が話せなければそれこそ話になりません(笑)多くの情報や意見を聞けて楽しい時間でした。ただし、残念ながら、「写真を撮りましょう!」なんてミーハーなこと言える勇気はなかったです。でも、業界のVIP、スーパースターとの食事会に参加している自分に対しては少し誉めてやろうと思いました。

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ラザーラ先生は、お店の人がかまどで焼いていることに興味深々!

2日目の夜はBIOMET 3iの国際部門担当のラース副社長、ヨーロッパ南部統括マネージャーのPau Garcia氏、Dr Xavier Vela-Nebot をはじめとしたBORGチームのメンバーとアットホームな食事会。私とDr Velaとは、カズト、シャビェーで呼び合う仲であり、こちらでは「ドクター〜」からファーストネームで呼び合える関係になれば本当に友達だよ!と言ってくれています。

その後、マドリードで一番のクラブをBIOMET 3i が貸し切っているのでそこへ行こう!となりました。その熱気たるや、凄い!これみんなBIOMET 3i の招待!本当に驚きです!

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場内は満員!これ皆、歯科関係者!びっくりです!

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ラザーラ先生とツーショット!2人ともかなりご機嫌状態ですが、単に勉強だけでなく、こんな時間を共有することからどんどんと距離が縮まり、いろんな話ができるようになります。ここは欧米の文化として学ぶべき重要なポイントです!

dscn2943スペインの若手歯科医師達、みんな気さくで、今日は朝まで飲もうぜ!良い店に連れて行くよ!とのこと。残念ながら私は明日朝からの講演、泣く泣く深夜1時過ぎに彼らとお別れしました。

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イベリアンシンポジウム講演編

1 月 26th, 2011
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How do we preserve the bone around an implant in the anterior zone?

1月22日(土)朝9時30分〜10時15分が私に割り当てられた講演時間でした。前の投稿でも書きましたが、ひとりで行きましたので、残念ながら私のカメラでは自分の写真がありません。しかしその分、一人なので同行者と日本語で話す時間もなく、多くの海外の先生と話す機会が持てました。これこそが1枚の自己満足的な写真よりもはるかに大きなお土産です!

スタート前にスライドが写らないというハプニングがありましたが、すぐに解決。場内はほぼ満席!Good morning, ladies and gentlemen から始まり、スペインの友人、Dr Vela and BORGグループの写真とともに、スペイン語でMuchas Gracias Amigos! と言うと場内から拍手がわき、嬉しかったですね!

講演後は、ホールでも講演者控え室でも、多くの先生からコングラチュレーション!と声をかけて頂き、大会本部からも、

あなたの講演の内容とその教育的な教え方に対して多くの賛辞が届いています」

と言って頂いたことにひと安心です。特に、「オリジナルの基礎研究のデータから素晴らしい臨床結果までを絶妙に配置し、講演の流れがクリアであり、スマートであった」とのコメントは私の真髄であり、それを理解して頂いたことはありがたいことです。

また、「顔を伏せてひたすら原稿を読むのではなく、会場を見渡し、時には問いかけ、身振り手振りで話をし、演台から離れてステージを歩きながら話をするスタイルは欧米的で共感が持てる」とのことでした。

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dscn2913これより向こうは講演者のみが入れますと書いています。向こう側は会場に直結した通路と食事やコーヒーが飲める特別の部屋があります。

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dscn2972講演者にのみ渡される記念品。第10回の記念すべきシンポジウムで講演できたことは誇りです。

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Iberian Symposium in Madrid

1 月 26th, 2011
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2011年1月21、22日、スペインの首都マドリードでイベリアンシンポジウムが開催されました。

参加者は約3000人、その名の通り、イベリア半島つまりスペイン、ポルトガルを中心として、近隣のイタリア、フランスからの参加が多かったようです。ご存知のようにスペイン、イタリアはインプラント普及率が高く、その中でもナンバーワンのシェアーを誇るBIOMET 3i主催のシンポジウムということで規模の大きさは驚くものがあります。会場はスペイン有数の PALACIO DE CONGRESOS DE MADRIDでした。

dscn2904BIOMET 3iの巨大な看板と学会場。右手奥にはサッカーチーム、レアルマドリードの本拠地である巨大スタジアム、エスタジオ・サンティアゴ・ベルナビューが見えます。

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dscn2911日本人演者はおろか、参加者は私ひとりですが会場は満員。今回はPau Garcia氏が私の講演を聞き、ぜひともスペインでも話して欲しいとのリクエストがあり、友人のXavier もいることから昨年にも参加、会議をし、何回もメールでやり取りをした後にこの日が実現しました。何かコネを使ったわけではなく、努力を認めてくれ、純粋に先方からのオファーがあったことが何より嬉しいことでした。無理はいけません、出来ることを一歩ずつ!

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dscn2895Dr. Richard Lazzaraの講演からスタートしました。この同じ場に自分が立つんだと思うと、不思議と緊張よりもワクワク感が勝っていることに自分自身、驚きを感じました。残念ながら私のカメラでは自分の写真がありませんが、学会のオフィシャルカメラマンが写真を撮っていたのでそれを期待します。

dscn2900Dr Ueli Grounder 、もちろん、知らない人はいないであろう、世界を代表するスピーカーです。彼のテークホームメッセージは、何しろ、前歯のインプラントは慎重に診断し、良い治療結果を導き出すことである。そして、ひとたび審美的に良くない結果になってしまった場合には、それを取り戻すのに患者さんに多大な負担を強いることになる、、、と。テクニックの自慢ではなく、患者さんに配慮するその姿勢に感動しました。


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