PRD ボストンでの学会レポート3

Pre-Symposium Sessions Thursday, June 10, 2010 - 8am to 5pm
Contemporary Concepts in Implant Dentistry :Sponsored by BIOMET 3i
インプラント歯科学における現代のコンセプト
Moderator, Dr. Richard J Lazzara
モデレーター リチャード・ラザーラ先生
☆
Dr. Alan Meltzer : New treatment protocols for challenging clinical situations; Management of infected sites, immediate molar replacement and dealing with implants
難易度の高い臨床ケースにおける新しいプロトコル:感染術野への対応、臼歯部への即時埋入、インプラントの取り扱い方
Dr. George : Precision, aesthetics and simplicity of CAD/CAM abutments and frameworks
精密かつ審美的でシンプルなCAD/CAMアバットメントとその仕組み
Dr. Michael Block : Management of the facial gingival margin
唇側歯肉マージンのマネージメント
Dr. Ziv Mazor : Innovative techniques and materials for augmenting the deficient ridge
骨欠損を伴う顎堤への増大に対応する革新的なテクニックとマテリアル
Dr. Ueli Grunder : How much surgery is needed to achieve an ideal aesthetic result with implants?
インプラントによる理想的とされる審美的な治療結果を導き出すためには、どれくらいの外科が必要なのか?
Dr. Stephen Chu : Immediate versus delayed provisional restorations for anterior implants: Is it important for teeth or tissue?
即時 VS 待時 前歯部におけるインプラント治療へのプロビジョナルレストレーション:それは歯と周囲組織にとって重要なことなのか?
Dr. Markus Huerzeler : Preserving the volume of the extraction site in the aesthetic zone - Is it possible?
審美領域における抜歯部位のボリュームの温存−それは可能か?
Dr. Craig Misch : Enhancing outcome with bone augmentation for implant placement
インプラント埋入のための骨造成による治療成績の向上

この日は3つあったプレシンポジウムの中でも最大の会場はBIOMET 3i のものでした。グルンダー先生をはじめとするそうそうたるスピーカーが次々に登壇し、素晴らしい講演をされていました。一応念のために、、、BIOMET3i は世界ではこんな企業なのです。
ニューヨーク大学でお世話になった、ステファン・チュウ先生の講演は華やかであいかわらず素晴らしいものでした。彼は、かのデニス・ターナー先生の補綴を担当していることはあまりにも有名な話ですよね。
ボストンは京都と姉妹都市であることからもわかるように、ハーバード大学をはじめとする素晴らしい大学が多くあり、初期から移民が入植した歴史のある町です。
BIOMET 3iの創設者であるリチャード・ラザーラ先生とともに記念撮影
世界のトップ企業がスポンサーについていますが、私がメンターをしているBIOMET3i社はメインスポンサーであり、世界のインプラント業界のリーディングカンパニーであることがわかります。
ここでは、私が一方的に講義をするのではなく、各医院、各先生がお持ちの個々の問題点や疑問点について、じっくり、真剣に話し合いました。カリスマの宣託だけでは問題は解決しません!
お疲れ、& ご馳走さまでした!皆さんの笑顔が私への採点票です!ありがとうございました!