ジーク15巻に市田ひろみさんの記事とともに私の記事が出ています。
ジーク(慈育)とは、私の家内の実家、京都府京田辺市にあるお茶やさん、「舞妓の茶本舗」の会長である田宮宏悦(私にとっては義父)が出版されている情報誌で、長年教育委員長などを歴任されていたことから、「慈しみ育てる」という言葉から「慈育、じいく、ジーク」という名前を考えられ、京田辺市を中心とした情報誌を季刊的に発行されているものです。
今回は、茶論対談として「市田ひろみ」さんとの対談や、特集として「この人に学びたい」の欄に私が紹介されています。入手方法は、直接「舞妓の茶本舗」にお尋ねになるのがよいと思います。
「舞妓の茶本舗」610-0322 京都府京田辺市普賢寺上大門2−1 0120-71-0077 http://www.maiko.ne.jp/
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内容は、恩師である故今井久夫先生(前大阪歯科大学学長、理事長、歯周病学講座教授)のお言葉、「一歯一歩」を取り上げ、現在、私は歯周病・インプラントの専門医として最先端の医療技術の提供に心がけて開業しているが、一歯一歩」の心で歯と向き合い、その人の生活と人生の室を高める。それが歯医者の真の仕事である、という取材記事です。
実は、生前に今井先生ご自身にもこの欄に登場して頂いています。
admin 雑感
11月3、4日はSJCDの鈴木真名先生の研修会に行ってきました。内容は、もちろんマイクロスコープを使った形成外科手術です。なんと鈴木先生は、日本で外国人対象の講習会を行われたのです。もちろん参加者は全て外国人、言葉は英語。参加者の中では私だけが日本人でした。私としては外国人に混ざって英語での講習が受けられ、その講師が鈴木真名先生という、何倍も美味しいものでした。なにしろ飛行機代がいりません。
鈴木先生はお一人で、講義、実習を全て英語で行われており、特に有料の講習会では、メイン講師が全てを担当するのが最良ですね。だってその先生の話を聞きにきているのですからね!
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私はこれまで自身の臨床にはマイクロスコープは必要ないと考えていたのですが、ここではっきり言うと、Change my mind! 歯周外科・インプラント外科にはマイクロスコープは必要です!
当日の参加者には、先月に訪れたフランスのニースから来ている先生もおられて、とても驚きました。私は、来年1月にバルセロナに行く予定なので、ひょっとしたらニースに再び行こうかとも考えています。皆さんはフランスのインプラント界でも活躍されているようです。
フランスの仲良し4人組と記念撮影。みなさん、とても良い人達でした。
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鈴木先生の医院の外国人の女性歯科医師、ヘルプのドクター、関連業者さん、皆さん英語がとても上手で、会場や食事会の場は日本人同士でも英語で話します。私自身も何度も鈴木先生に英語で質問しました。ちょっと海外で「原稿を読みながら英語で発表したよ!」程度のレベルではありませんね。
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講習会では多くの質問や議論を皆さんとしましたが、勉強だけでなく、夕食やキャラオケ(カラオケです)にも皆で行くことになり、とても楽しい2日間でした。
私の感想としては、「日本人歯科医師が日本で外国人に対して英語で講習をする!」ということは画期的であり、初めてのことでしょうから、その場に居合わせたことはラッキーでした。今の日本で大切なことは国際交流であり、世界の一流の歯科医師と対等に勝負していくことだと考えます。
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2日目の昼食は近くのご飯やさん。東京の下町風でとても美味しかったです。ひさびさのツーショット!
私自身、講習会や講演を行っていますが、最近は、まだまだ自分も学ばねばという気持ちがとても強くあります。逆に言えば、自身が学んでいない師匠に師事することほど、さびしいことはありませんよね。私も来年からは大学の研究室に戻り、スタディを再開することにしました。「今さら何のために?」とよく質問されます。私の答えは「少なくとも個人の地位、名誉、見栄、エゴではなく、自分自身の向学心と後輩教育のためです!」。
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外国の先生達は雷門の前で写真のチェックです。ここは日本人の私でもなかなか訪れたことはありません。
admin 国内出張