JIPI ペリオ・インプラントコース2 詳細(全身管理)
今回は外部講師として、大阪歯科大学麻酔科、日本歯科麻酔学会認定医の讃岐拓郎先生をお招きしました。讃岐先生は私の医院の手術をお手伝いいただいている松田先生のご紹介です。私のコースは、基本的に私自身が講義と実習のほとんどを受け持ちます。よくお聞きする話が著名な先生のコースを受講したところ、最初の1時間だけその先生がお話されて、その後は他の先生が来て講習するといったお話です。「その先生の話を聞きに来ているのであって、お弟子さんや仲間の先生の話を聞きにきたのではない」ということです。
私のコースでは、全8回中、今回の2回目で麻酔の専門医、6回目のインプラント補綴で、20年来私の補綴を担当してくれれいる岡村先生、咬合のスペシャリストで、患者さんを紹介し合う関係にある杉元先生、技工を担当してくれている後藤さんに講義を担当していただいています。つまり、私よりもその道に優れていて、なおかつ共に仕事をしている先生にだけ講義をお願いしているということです。なので、事前の打ち合わせなど、ものの30分もあれば終了します。なぜならいつも一緒に仕事をしているのですから!
JIPI ペリオ・インプラントコース2 外科基本
8月の暑いさなか、本年度2回目のコースが開催されました。今回の参加者は16名、聴講やお手伝いの先生も含めて医院の研修室は満席でこれ以上受け入れられないという限界でした。
この意味は、、、基本手技と基礎知識が重要であると認識されている先生がいかに多いか!ということになります。ベーシックはもういいからアドバンスを勉強したいという先生は全国にたくさんおられます。しかしよくあるお話が、、、私がアドバンスコースを開催してみると、「やっぱり知らないことやあいまいな知識が多すぎる、治療の精度を上げるためにも、もう一度基本からしっかりと勉強しないといけないと痛感した!」と言われる先生がどれだけ多いことか!
全ての応用は基本の上に存在しているのです。基本を大切にしないスポーツ選手は大成しません。イチローは、基本トレーニングを積み上げ、いつも同じ順序で同じ動作を行ってバッターボックスに入り、そしてその結果が彼の業績なのです。このことは私たち歯科医師の世界も全く同じことがいえます。
歯周外科・インプラント外科の基本
手術環境の整備(ドレーピング、ガウン、グローブ実習あり)
局麻・切開・剥離・縫合・止血法(簡易模型・獣肉実習あり)
麻酔専門医による全身管理の実際と救急対応(生体監視モニター実習あり)
生体材料の選択基準
16席あるスペースは全て埋まり、皆さん真剣に講義を聞かれていました。
JIPI ペリオ・インプラントコース2懇親会の部
週末の土日、牧草歯科医院研修室にて今期2回目のコースを開催いたしました。詳細は後ほど、ここでは懇親会の風景を掲載しておきます。土曜日の研修終了後、スタッフ、受講の先生総勢19人で松井山手のイタリアンレストラン、ロクサーナに行ってきました。懇親会は毎回開催するわけではなく受講されている先生が希望された時だけなのですが、ほぼ毎回開催するようになってきました。今回は人数が多いので、お店のパーティルームを貸し切りにしての楽しいお食事会でした。勉強も大切ですが、この時間に私やスタッフ、受講の先生が本音で語り合いこともとても大切なことです。将来のこと、プライベートなことなど、悩みを相談したり、情報交換したりと和気あいあいとした雰囲気で時間は過ぎてゆきます。ここでは私を含めて皆が平等な立場、先輩の説教や自慢大会などは一切なく、自由なアメリカンスタイルでのディナーです。
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宮本先生をはじめお手伝いいただいているスタッフ、いつも本当にありがとうございます。皆さんの協力があるからこそ、私の講習会は成立してるということを私はいつまでも忘れません。