JIPI ペリオ・インプラントコース2 外科基本
8月の暑いさなか、本年度2回目のコースが開催されました。今回の参加者は16名、聴講やお手伝いの先生も含めて医院の研修室は満席でこれ以上受け入れられないという限界でした。
この意味は、、、基本手技と基礎知識が重要であると認識されている先生がいかに多いか!ということになります。ベーシックはもういいからアドバンスを勉強したいという先生は全国にたくさんおられます。しかしよくあるお話が、、、私がアドバンスコースを開催してみると、「やっぱり知らないことやあいまいな知識が多すぎる、治療の精度を上げるためにも、もう一度基本からしっかりと勉強しないといけないと痛感した!」と言われる先生がどれだけ多いことか!
全ての応用は基本の上に存在しているのです。基本を大切にしないスポーツ選手は大成しません。イチローは、基本トレーニングを積み上げ、いつも同じ順序で同じ動作を行ってバッターボックスに入り、そしてその結果が彼の業績なのです。このことは私たち歯科医師の世界も全く同じことがいえます。
歯周外科・インプラント外科の基本
手術環境の整備(ドレーピング、ガウン、グローブ実習あり)
局麻・切開・剥離・縫合・止血法(簡易模型・獣肉実習あり)
麻酔専門医による全身管理の実際と救急対応(生体監視モニター実習あり)
生体材料の選択基準
16席あるスペースは全て埋まり、皆さん真剣に講義を聞かれていました。