ボストン出張速報 ハーバード大学にて講義しました!
ボストン初日、朝からマーク・ネビンス(Marc Nevins)の医院を訪問してきましたが、彼は、夕方からハーバード大学で講義があるとのこと、ぜひとも同行しろ!とのことで彼の車で移動しました。対象は、歯科医のライセンスはあるのですが、歯周病専門医になるために大学で学んでいる先生たちです。20人くらいの少人数のグループで臨床と研究を共同で行うシステムです。
教室では、白人系、黒人系、アジア系などさまざまな人が共に学んでいます。
教室に到着すると、マークは私に、「この時間は君にあげるから、私に代わって講義せよ!」といきなり言い出しました。
なんたる暴挙!
私は何の準備もしていなかったのですが、彼は、「天然歯とインプラント周囲における生物学的幅径 Biological witdth around natural teeth and implants」というテーマまで決めてしまったのです。
マークは私の専門分野を記憶していてくれたのでした。
しかたなしに、プレゼンをすることになったのですが、私のコンピュータ(マックブック)の接続ケーブルがなく、急きょマークのコンピュータを借りたので、当然カンニングペーパーなどもありません!
最初、マークは「20分ぐらいだね!」と言っていたのでなんとかなるか!と腹をくくって英語でプレゼンを始めたのですが、途中からマークは、もっとやれ、もっとやれ!と言い出し、結局、途中で質疑応答も入れて、なんと「1時間半!!!」ぶっつけ本番で英語での講義するはめになりました。
もちろん日本語をわかる人は皆無です。
途中から副学部長(Nadeem Karimbux先生)も講義に参加し、終了後には「エクセレント」を連呼してくれました。これからも定期的に来なさい!とのこと。
翌日に再度、大学を訪問した時には、感謝状(Certificate of Appreciation)まで用意してくれていて、感動しました。
とてもいいお土産になりました。このような機会を与えてくれたマーク・ネビンスに感謝!!!
このことの詳細は、後日に報告します。
講義終了後、副学部長、マークとともに(私は疲れきっています!)
Certificate of Appreciation(感謝状)には、私の名前「Kazuto Makigusa」と講義内容「Biological Width Around Natural Teeth and Around Implants」がしっかりと書かれています。
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