お知らせのとおり、インフルエンザ騒動にもめげずに6月1日からアメリカ出張に行ってきました。11日に帰国後、14日まで東京で雑誌社などの仕事をこなし、今日は18日、一応インフルエンザの潜伏期間も過ぎたので、レポートを書き出しました。
前回のサンディエゴでは、現地でダグラス(サンディエゴ紀行参照)と2人でしたが、今回は全くの一人旅です。何が起こることやら、、、
今回の目的地は、ボストンとニューヨークでした。今週末以降、順次レポートしていきます。
内容は、
1、ボストン、ニューヨーク紀行(一般向け)
2、ボストン、ニューヨーク出張レポート(医療従事者向け)
の2本立てです。
ウエスティンホテル・コプレィプレィスの部屋からチャールズ川を望む
マンハッタンの5番街(5th Avenue)を走るニューヨーク名物の黄色いタクシー
◆
◆
◆
◆
◆
admin 海外出張
ボストン初日、朝からマーク・ネビンス(Marc Nevins)の医院を訪問してきましたが、彼は、夕方からハーバード大学で講義があるとのこと、ぜひとも同行しろ!とのことで彼の車で移動しました。対象は、歯科医のライセンスはあるのですが、歯周病専門医になるために大学で学んでいる先生たちです。20人くらいの少人数のグループで臨床と研究を共同で行うシステムです。
教室では、白人系、黒人系、アジア系などさまざまな人が共に学んでいます。
教室に到着すると、マークは私に、「この時間は君にあげるから、私に代わって講義せよ!」といきなり言い出しました。
なんたる暴挙!
私は何の準備もしていなかったのですが、彼は、「天然歯とインプラント周囲における生物学的幅径 Biological witdth around natural teeth and implants」というテーマまで決めてしまったのです。
マークは私の専門分野を記憶していてくれたのでした。
しかたなしに、プレゼンをすることになったのですが、私のコンピュータ(マックブック)の接続ケーブルがなく、急きょマークのコンピュータを借りたので、当然カンニングペーパーなどもありません!
最初、マークは「20分ぐらいだね!」と言っていたのでなんとかなるか!と腹をくくって英語でプレゼンを始めたのですが、途中からマークは、もっとやれ、もっとやれ!と言い出し、結局、途中で質疑応答も入れて、なんと「1時間半!!!」ぶっつけ本番で英語での講義するはめになりました。
もちろん日本語をわかる人は皆無です。
途中から副学部長(Nadeem Karimbux先生)も講義に参加し、終了後には「エクセレント」を連呼してくれました。これからも定期的に来なさい!とのこと。
翌日に再度、大学を訪問した時には、感謝状(Certificate of Appreciation)まで用意してくれていて、感動しました。
とてもいいお土産になりました。このような機会を与えてくれたマーク・ネビンスに感謝!!!
このことの詳細は、後日に報告します。
講義終了後、副学部長、マークとともに(私は疲れきっています!)
Certificate of Appreciation(感謝状)には、私の名前「Kazuto Makigusa」と講義内容「Biological Width Around Natural Teeth and Around Implants」がしっかりと書かれています。
◆
◆
◆
◆
◆
admin 海外出張, 講演・執筆
今回の主な渡米目的は、BIOMET 3i主催のニューヨーク大学(NYU)インプラント研修に参加することです。ニューヨーク大学の歯学部のインプラント治療は、世界的にも最先端であることは有名で、歯周病・インプラントセクション主任教授のDennis Tarnow先生は世界のインプラント界をリードする素晴らしい先生です。
ターナー先生と(2008年シアトルにて撮影)
私個人の目的は、何か新しいことを学びに行くというのではなく、「現在、アメリカの大学では、どのようにインプラントを教育しているのか」をリサーチすることです。
それだけではもったいないので、今回は先にボストンに行き、マーク・ネビンス(Marc Nevins)先生の医院訪問、ハーバード大学歯学部訪問を予定しています。
マークは、アメリカの新進気鋭の歯周病・インプラント専門医ですが、彼のお父さんは、かの有名なマイロン・ネビンス(Myron Nevins)先生で、彼はアメリカ歯周病学会会長など要職を歴任され、現代の歯周病学をリードしてきた世界的なリーダーです。マークとは、2006年に日本のインプラント学会(OJ)でのシンポジュウムで共演したことから知り合いになり、今回の医院訪問が実現しました。
ハーバード大学は、その存在を知らない人はいないでしょう。1636年創立のアメリカ最古の大学で、オバマ大統領を含む7人のアメリカ大統領、19人のノーベル賞受賞者を輩出し、2007年には世界大学ランキング単独1位になっています。マークもハーバード大学の臨床教授です。
マーク・ネビンスと(2006年大阪にて撮影)
ハーバード大学歯学部(2005年撮影)
その後、ニューヨークに移動し、ニューヨーク大学(NYU)の歯学部を訪問する予定です。私がニューヨークに到着した2日後に日本から20人程の先生が来られ、研修に参加されることになっているようです。私も研修に参加し、11日に帰国する予定です。
今回は、インフルエンザの問題があり、最後まで渡米をするかどうかを悩んでいましたが、現在、日本国内でも蔓延期(特に関西は)に移行し、空港での検疫の撤廃もされたとのことで、現地の人の情報を基に、医院、大学病院以外は出歩かないようにすることで対応することが可能と考えました。タミフルの予防投与は現在検討中です。健康にくれぐれも注意し、患者さんの幸せのため、後進の先生の教育のためにしっかりと学習してまいります。
帰国後は、前回のように出張レポートを作成したいと考えています。
◆
◆
◆
◆
◆
admin 海外出張
いよいよアメリカ出張です!
25日からアメリカのインプラント学会(AO Academy of Oseointegration)に行ってきます。行き先はカリフォルニア州のサンディエゴという都市で、私は2度目の訪問です。
(2006年WBC決勝で日本が世界一になったペトコ・パーク球場のある街です)
私の予定は、BIOMET 3iというインプラント先進国アメリカでもナンバーワンのインプラントメーカーの副社長との会議、開発担当者との会議、スエーデンのドクターとの会議、今年にアメリカで発表する論文の最終確認、スペインの研修グループとの共同研究の打ち合わせなど、予定が目白押しです。
今回の渡米は、私の英語の先生、ダグラス(Dougie)氏が同行してくれます。Dougieはスコットランド出身で、現在は京都在住のナイスガイです。サンディエゴでは2人でゴルフをする予定です。
admin 海外出張
2月25日(水)から3月2日(月)までアメリカのインプラント学会に行ってまいります。
ご迷惑おかけしますが、その期間は院長不在となります。
Academy of Osseointegration(AO)という学会で、世界中の専門医が集まる世界有数のインプラント学会です。私はイギリスとスペインのドクターとの会議、インプラント企業の副社長との会議があります。
今年は、カリフォルニア州サンディエゴという都市で開催されますが、全米各都市の中では、「定年退職した後に住みたい町ナンバー1」に選ばれるほど住み良い町です。
私は今回が2度目ですが、町の様子やオバマフィーバーなど詳細は帰国後に報告いたします。
admin 海外出張