新刊書のご案内です。
ザ・クインテッセンスの別冊として、「2010年の歯科臨床 19のトレンド」という本が出版されました。
私のパートは、
パート5 症例から学ぶ 最新の歯科臨床の考え方 〜ペリオ・インプラント編〜
P 144〜P153「 歯周病治療とインプラント治療のボーダーラインは?」
牧草 一人
というものです。
インプラント治療華やかなりし昨今、インプラントばかりの派手さに溺れずに、、、真面目に、地道に、歯周病治療をしましょうという内容です。別册を希望されるかたは、当院までご連絡ください。
admin 雑感
1月のスペイン出張では、BORG(バルセロナ・オッセオインテグレーション・リサーチ・グループ)という世界的に有名なスタディグループの先生たちと勉強会をしました。私は個人的にはXavier Vela先生と友達であり、今回の勉強会が実現し、今後は共同研究などを行うことを約束しました。実に4時間あまり、さまざまな研究や臨床の意見交換をできて、私はとても満足しました。
その夜は、BIOMET 3i主催の夕食会に招待していただきました。いつも思うのですが、海外では余分なストレスなく、楽しく過ごすことができる私は、日本向きではないのかもしれません。本当のことを心から話せる仲間は大切だと思います。
パーティの後、BORGの先生たちと記念撮影。みんな本当に親切にしていただき、感謝!感謝!です。
その他には、マドリッドのグループの先生たちとも親交を深めることができ、来年もここで再会することを約束しました。今年は参加できませんでしたが、来年はBIOMET 3iのイベリアン・シンポジウムに必ず出席する予定です。
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スペイン語では、mercado de san miguel です。マドリッドの中心部にあり、フルーツ、イベリコ豚、オイスター、エビ、チーズなど、さまざまな食材とともに、センターテーブルでビールやワインが楽しめます。プエルタ・デル・ソル(Puerta del sol、太陽の門)という広場でタクシーを降り、スペイン広場、王宮と徒歩で散策していると、偶然にもこのサンミュゲル市場に着きました。
私が選んだワインは、CLIOというJumilla(フミーリャ)地方のものです。ぶどうの品種はモナストレル70%、カベルネソービニヨン30%、2007年のものでした。天才醸造家クリス・リングランドとフミーリャを代表する生産者フアン・ヒルがタッグを組んだことで完成したエル・ニドのセカンドワインです。
残念ながら、日本への入荷数はわずかに90本とのことで、はたして日本で再会できるのでしょうか?
ワインは彼女達のおすすめでした。
「いいから、奥までこい!」と言われていろいろな話を聞きました。ここの店員はイタリアから来たとのこと、私が昨年ベローナに行ったことを言うと、自分たちの故郷は近くの町だそうで、大いに盛り上がりました。
食材は、イベリコ豚、エビ、チーズ、生かきなどを少しずつチョイスしました。もちろんイベリコ豚は絶品ですが、生かきは最高でした。
特にイベリコ豚は種類が豊富で、店員さんのアドバイスなしでは選択に困るのですが、いかんせん彼らは英語が話せません。もっか勉強中の私のつたないスペイン語はほとんど役にたたず、大苦戦です。私は最初、ギターかウクレレを売っているのかと思いました。
市場は世界中からの観光客でにぎわっていました。私はカナダからのカップルとイタリアからの家族などと仲良くなり、楽しくランチをいただくことができました。
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