私は一人、伊丹空港から羽田へ飛び、そこからリムジンバスにて成田へ。成田からミネアポリスを経由してボストンに入りました。他の3名のドクターは私より1時間程度早い便でデトロイト経由でボストンに入っており、午後8時頃、学会場でもあるマリオットホテルコプレィプレイスのロビーで合流しました。
コプレィプレィスの辺りは、マリオットホテル、ウエスティンホテル、ショッピング街、レストラン街、プルーデンシャルセンターが連絡通路で繋がっており、雨の日でもほとんど傘を持たずとも歩ける非常に便利な所です。
☆
着いたその日は、ホテルで荷解きをするだけで、すぐに夕食、隣のマリオットホテルにあるシーフードレストランにて無事の到着に乾杯!そして美味しいお料理をいただきました。
ボストンと言えば、ローオイスター!いわゆる生かきです!海が近く、鮮度が勝負のこの食材、本当に美味しいですね!
そして、生かきとくれば、ポン酢!ここにある「ゆずぽん」はまさか、お店のものではありません(笑)日本から持参した「マイゆずぽん」です。これは海外出張の必携品、あらゆる食事の時に大活躍です!
そしてロブスター!一人に一匹!ちなみに殻は食べられません。そしてなんといっても、エプロンが最高ですね!
この日、いただいたワインは、Buena Vista、品種はピノノワールです。軽くて、華やかで、シーフードとの相性もよく、とても美味しく頂きました!
食後の記念撮影、みんな酔っぱらっています(笑)明日からの学会に向けて、十分鋭気を養い、この日は早々に就寝です。ちなみにこの日の食事代は1人単価7000円以下、この内容からすればリーズナブルですね?
admin JIPI, 医療従事者の部屋, 患者さんの部屋, 海外出張, 雑感
ボストンは京都と姉妹都市であることからもわかるように、ハーバード大学をはじめとする素晴らしい大学が多くあり、初期から移民が入植した歴史のある町です。
☆
6月10日〜13日、アメリカ、マサチューセッツ州ボストンにて開催されたIPRD(International Symposium on Periodontics & Restorative Dentistry)という学会に参加してきました。この学会は3年に一度しか開催されないもので、歯周病、インプラント、審美治療を専門とする世界中のドクターが参加しています。正確な数字はわかりませんが、私の知っている限りでは日本人のドクターの参加は100名前後ではなかったでしょうか。もちろんその先生たちは、日本のトップドクターやそのドクターのもとで頑張っておられる若い先生たちであるのは間違いありません。私は共に働く3名のドクターとともに参加してきました。
BIOMET 3iの創設者であるリチャード・ラザーラ先生とともに記念撮影
(左から吉本いつみ先生、中道里佳先生、阿部健一郎先生)
☆
世界のトップ企業がスポンサーについていますが、私がメンターをしているBIOMET3i社はメインスポンサーであり、世界のインプラント業界のリーディングカンパニーであることがわかります。
admin JIPI, 医療従事者の部屋, 海外出張, 秘密の部屋, 雑感
6月6日(日)、牧草歯科医院の院内研修会を行いました。参加者はドクター9名(阿部先生は発熱のため欠席、恐らく初の海外出張を控えての知恵熱との話でした)、日曜日にもかかわらず、本当に皆さん勉強熱心です!午前10時からスタートし、午前中はアイキャット社のサポートによるコンピュータ診断のハンズオン、午後は私と岡村先生が、一眼レフカメラによる口腔内写真撮影、CT、パノラマ、セファロなど、診査・診断のための正しい資料採取法、最後に岡村先生が日常臨床における補綴手技の勘所について講義と実習を行い、午後5時に終了しました。参加した若い先生、指導していただいた岡村先生、お疲れさまでした。
☆
テーマ1:
アイキャット社によるランドマーク(コンピュータシュミレーションソフト)を使ったインプラントの診査・診断
テーマ2:
各種医療機器の正しい取り扱い法と診断法
テーマ3:
日常臨床における補綴手技の勘所
☆
朝のスタートはアイキャット社の西川恒平氏によるプレゼントハンズオンでした。ドクター1人にコンピュータ1台という素晴らしい環境で、実際のインプラント治療計画をシュミレーションしていきました。西川氏の内容は、さすがに良くトレーニングされており、非常にわかりやすいプレゼンでした。
☆
実際のハンズオン風景、この日は卒後研修医3名も参加していましたが、インプラント治療の実際だけでなく、解剖学の勉強にもなり、このような講義は、卒前教育の場でも取り入れていくべき時代になってきていると痛感しました。特にこのソフトは、直感的であり、インプラント体そのものの中心軸の断面を見れるなど、優れた点が多く、そして何より導入コストが安いことが若い先生たちにとって魅力です。
☆
☆
☆
院内のCT撮影装置を使って、実際の撮影トレーニングを行いました。最良の治療計画は、正確な診断から生まれ、正確な診断は、適正な資料がそろわないと行えません。衛生士さんなどのスタッフ任せではなく、まずは自分自身が使いこなせなければ意味がありません。
岡村先生の言葉、、、「皆さんはいずれ開業し、スタッフを指導する立場になります。その時に自分が正しい方法を知らなければ、誰がフタッフを教育していくのですか?」
☆
最後のプログラムは、実際の症例を用いての補綴講義、大学卒業後、20年間、補綴を勉強されてきた先生のお話は説得力があり、若い先生にはとても有益だったようです。理論も大切ですが、歯科医師は手を動かしてなんぼ!の世界でもあります。皆さんの熱気に、4時の予定を1時間もオーバーして、午後5時に全てのプログラムが無事終了しました。お疲れさまでした!
admin JIPI, 医療従事者の部屋, 患者さんの部屋, 雑感
6月15日(火)深夜にミネアポリス経由にてボストンから帰国しました。今回の目的はPRD(International Symposium on Periodontics & Restorative Dentistry)という学会参加が主目的だったのですが、現在超多忙につき、この週末あたりに詳細なレポートを書こうと思っています。しばし、お待ちください。
パーティでの記念撮影、美味しい食事とワイン、楽しい会話、これも学会の醍醐味の1つです。
admin JIPI, プライベート, 医療従事者の部屋, 海外出張
牧草歯科医院は京都府京田辺市ですが、実際にはここから10分で大阪府枚方市、15分で奈良県奈良市に入れます。今回(6月4日)女性スタッフと行ったお店は、奈良市登美ケ丘という所にある、大起水産回転寿司というお店。ここは回転寿司といえど、大起水産という鮮魚卸の会社がやっていますので、何しろネタが違います!ここに行きだしてから、私はもう他の回転寿司には行けなくなりました(笑)
この日は女性スタッフの要望により、診療後、私のおごりにてお食事会を開催!あまりの美味しさに、皆が歓声を上げるので、少々恥ずかしくもありましたが、喜んでもらえてよかったです!
admin 医療従事者の部屋, 院内出来事, 雑感